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日本の貴重品ここにあり。美しい明治古写真405撰。

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サイト未掲載の貴重な作品を含め約390点を厳選し、幕末から明治初期を中心に掲載した古写真集。

イマジンBOOKS

そこにあった江戸

今、日本人に見てほしい本。新しい古写真集。

イマジンネット画廊所蔵コレクションの中からサイト未掲載の貴重な作品を含め約390点を厳選し、幕末から明治初期を中心に掲載。


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(本文より抜粋)
 ペリーは琉球、箱館外各地で港湾の測量、海図の作製を行っている。その海図が後に歴史的場面に再登場したのだが。聞いた時にはさすがに驚いた。ペリー恐るべしである。中島三郎助が浦賀沖に停泊中のペリー提督の軍艦に乗り付けた。三郎助は戊辰戦争勃発後、 榎本武揚らと行動をともにして箱館戦争に参戦するに至ったが、一体何と戦っていたのであろうか、榎本の五稜郭への撤退命令や政府軍の降伏勧告を拒否、幕府への義を貫き息子らとともに討ち死にした。三郎助は見えぬ敵、モンスターと戦っていたのかもしれない。
 ベアトとスティルフリードの写真について、今更ながら自分の中で発見があった。それは二人から何となく感じていた異国の情緒、それが魅力の正体であったことである。本づくりを通して、他にも発見や出会いがあり、中でも東都名所は特別であった。仕舞い込んだガラススライドの中から60年代の芝・三田の画像が見つかり、ヤトアンガーデンの発見に繋がった。眠っていたネガからは横浜新橋間を走行する陸蒸気の客車内の画像が見つかっ た。それは国産の汽車が神戸で生産される以前のものであろうが、何気に英国の高級馬車づくりの匂いがする。20年来探し求めていた御殿山の写真が直前に手に入った。当時の御殿山は東京から外れた荏原郡であったが、東都名所に載せることにした。写真の市場が外国人社会であった時代、東京に出現した明治のシンボルのような西洋式建物が人気を集めたかは不明である。ベアトとスティルフリードによる新名所の写真を見た覚えがない。本編の写真は幕末から明治初期を中心に掲載、1877年を目途にした。
 本編は幕末絵巻をもって終幕を迎える。冒頭のテキストにある遣米使節団を取り上げ、「その記録を幕末初期の黒船関連とともに並べた。

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そこにあった江戸-幕末明治寫眞圖會-

刊行:2018年11月26日
大型本:240ページ
定価:本体4,500円+税
ISBN: 978-4763018236

編 著: 上條真埜介(イマジンネット画廊主宰)
編集協力: 共同通信イメージズ
出版社: 求龍堂

>>Amazon
>>紀伊国屋書店

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そこにあった江戸

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